太陽光パネルを設置する時に避けて通れない問題が、屋根への負担です。
負担を最小限に抑えるには、屋根の骨組みで一番強度がある間柱に設置金具を確実に固定する必要があります。もし間柱に固定出来ない場合は、専用の止め板を使い間柱と同じ強度を確保します。
防水用のブチルの弱点は、ホコリと乾燥です。もちろん設置金具を取り付ける時にはホコリやゴミが付かない様に細心の注意を払いますが、取り付け後の乾燥問題はずっと付きまといます。そこでコーキング剤でコーティングすることにより、防水対策と乾燥対策にもなります。
ここで重要なポイントとしては、コの字にコーキング剤を塗ることで、空気や水気の逃げ道を作り、防水効果を持続させます。
簡単な作業のように思えますが、設置作業には数えきれないほどのビス止め作業を行うため、すべてに防水処理を行うことは実は非常に骨の折れる作業なのです。 しかし家に手を入れることは何十年というスパンで考える必要があり、一つの手抜きが命取りとなります。
板金屋根には穴を空けなくても、建材を強力に挟み込んで固定するキャッチ工法で取り付けることが出来ます。
屋根に穴を空けないので、雨漏りのリスクを回避することもあって板金屋根に取り付ける場合はお勧めしています。
※条件によっては太陽パネルの積載数に限度があります。